卓球素人に「世界卓球」を見せるとこんな感想になる
「ぜんぜんわからない。俺たちは雰囲気で卓球を見ている」
やあ皆さん。世界卓球観てますか?
え?観てない?
結構結構。人生は長いさ。いつか目にする事もあるでしょう。
灼熱の卓球娘さえみてくれたのなら僕は満足です。
え?卓球娘を観てない?
BD送付するから住所と本名を教えなさい(真顔)
閑話休題。今回のテーマは「世界卓球」だ。
録画していたハイライト版を一気見したのだが、いやあ面白い。本当に面白い。
卓球の知識なんて「卓球娘」と「エキサイトピンポン」で構築された生命体だった筆者だが、それでもすこぶる楽しめた。こよりちゃん、卓球ってドキドキするな!
※小さい子がラスボス(福原愛)
本コラムは人生で1度もまともにラケットを握ったことが無いド素人の筆者が
「卓球っておもしろいなあ(戯言)!」
という感想を灼熱の卓球娘ほかサブカルを絡めて色々書き連ねたライトな駄文になっている。
「世界卓球観て!」とか、そういった内容では全くないので、いつも通り肩の力を抜いて読んでいただけたら幸いだ。テレビ東京様ごめんなさい。
※世界卓球2017の試合結果について一部ネタバレがあります。極力控えましたが、ご留意願います。
※「灼熱の卓球娘」原作4巻までのネタバレがあります。合わせてご留意ください。
※その他作品もネタバレが(ry
ムネムネ&キルカって本当に強いのか?
でかい。
原作でも底知れぬ実力を見せつけているムネムネ&キルカペア。
圧倒的な決定力を持つムネムネ先輩。
驚異的な防御力を誇るキルカ部長。
正直、最強だと思っていた。
いやいや、最強クラスの"攻撃"と最強クラスの"守備"だよ?
負ける要素が無いではないか。
話は変わって、現実世界。
世界卓球を見ていて驚いた事の一つは「ダブルス」だ。
いやはや、卓球のダブルスは本当に面白い。想像以上だった。
動き過ぎじゃない!!?ドラゴンボールかな?
いつだったか「灼熱の卓球娘」監督が言っていた
<「(凄すぎて)男子プロは参考にならない」
発言の真意を垣間見た気がした。
いやいや、男子どころかこれもう卓球が超次元スポーツですやん。
むむ?
しかしプロの試合とはいえ、このダブルス画面の違和感はなんだろう?
竜巻が起きないからだろうか?
いや、なんていうか「ダブルス」に違和感を覚えるのだ。
どことなくシングル戦と違うような・・・。
(例のSE)
あ!そうか!
ダブルスの面白さの秘密、それは「ルール」にあると感じた。
というのも、卓球のダブルスは「交互に打つ」のである。
テニスにはこの様な決まりはない。
うーん。
一見、不自由な制約に見える。
念能力かな?
が、ちょっと待てよ?
交互に打つってことはさ、
思いっきり打っても味方がカバーしてくれるんじゃね?
うわ。
うわ!恐ろしい!なんだこのルール!人が死ぬぞ!
ポケモンバトルで言えば
「交互にはかいこうせん」撃ってるみたいなもんだわコレ!!!
通りで画面が天下一武闘会になってた訳だ!!アー納得!!
大して変わらないのだから卓球はやばい
全く気が付かなかった。
ダブルスとはお互いの力を120%発揮できる試合形式だったのか。
シングルの場合、隙の大きいフルスイングはそうそう出来ないのだろう。
打ち返されたら終わりなのだから。
←強力だが攻撃後の隙が大きいフォーム
でもダブルスなら!
全員こういうショットを使ってくるわけだ!こええ!
むむむ、これって相当やばいんじゃないか?
キルカ部長のカット戦法って、意外にもダブルスの基本戦術からはみ出しているのでは?
なんてこった!キルカ部長、守っている場合じゃないですよ!殺されるぞ!
冷静になろう。
でも勝ち続けているってことは、その「はかいこうせん」戦法よりも強いっていう証明になるのか・・・?うーん、そう考えるとやっぱすごいなあのコンビ。
この2人の卓球が世界でどこまで通用するのか、筆者は大変興味がある。
最強混合ダブルス「石川・吉村ペア」を倒すその日まで筆者は応援し続けるぞ!!
がんばれキルカ&ムネムネ!あの2人は鬼強いぞ!
なんやこの厨パァ!
やれやれ。今度も壁をぶち破る。
全農様もおったまげ
彼こそ日本卓球界のSSRレア。水谷隼選手だ。
有名人なので御存じの方も多いだろう。
カレーとか出してますし。
※コラじゃない
僭越ながら超簡単に紹介すると日本男子で1番卓球が強い。
世界ランキングで上から6番目に強い。べらぼうに強いな!
そんなカレー大好きな水谷選手だが、
実は世界卓球の舞台でとんでもないサーブをしていた!
この事実は朝野やぐら先生ご本人のブログにて判明した。
↓↓↓読んでない方は是非読もう!↓↓↓
http://asanoyagura.blog.fc2.com/blog-entry-69.html
世界卓球男子シングルス1回戦。
水谷選手vs林兆恒選手
この試合の第1ゲーム最終局面、水谷選手が使用したサーブが、
←これ。
・・・。
いやいや。それ漫画だから。現実で出来るわけないじゃん。
大成功。もちろん相手選手は返せませんでした。
こっちが聞きたい
なんと水谷選手の必殺サーブ「投げ上げYGサーブ」は
出雲ほくとの覚醒サーブと一緒なのである。
ていうか、
現実世界でこのサーブが出来るのは
水谷選手ただ一人なのだ!
どちらが先か?どうも偶然の一致だったようだ。
ニコニコ的に言えば被っちゃった結婚という奴である。双方何考えてこの技作ったんだ。
で、この必殺サーブ。しっかり名前もついている。
その名も「ニュージェネレーションサーブ」。
おお、かっけえ!某アイドルグループみたいな名前だけど!
これが「しぶりんサーブ」とか「ミニカーサーブ」とかだったら色々不味かっただろうが、水谷選手にそういう意図はないだろう。多分。
この笑顔ニュージェネレーションサーブ。
なんか見た目がかっこいいなーとか、突然全裸になりそうだなーとか、
そういう見方も面白いのだが、まあここは折角だ。
素人目線なりにこの独特なサーブを紐解いてみよう。
と、いっても。
作中でも説明されている事だが、このニュージェネレーションサーブは
高く放り上げられたボールの落下速度よりエグイ回転を付与するというもの。
なんだ。理屈自体は簡単だ。
別に光の速度で移動しろとかでは無いのだし、
実は身体能力的には僕でもできる事ばかりではないだろうか?
さあ、やってみよっかな!
[ニュージェネレーションサーブのあそびかた]
直径40mmのピンポン玉で
(目算だが)掌から1.5m以上のハイトスを指を使わず行い
往復含めたら3~4m移動する物体を
着地点へ前後含めて50cm以内に収めつつ
相手コートへYGサーブを決めるだけ。
ハハハ。
出来るかぁ!!!!
なんじゃこりゃ。なんだこりゃ。
卓球未経験でこのサーブが簡単だと断言する人がいるなら宝くじに挑戦すべきだ。間違いなく当選する。
確率が・・・突破すべき確率の壁があまりにも高すぎる・・・。
エクゾディア揃えて勝つ方がよっぽど簡単だし現実的じゃないか!
エグゾディア→手札に5枚そろえると勝ち。
当然ニュージェネレーションサーブはエクゾディアではない。
べらぼうに強力だが、発動しても100%勝てる技ではないのである。
しかもミスると自分が失点する。仮に成功しても対策される可能性大。
一般人の筆者がやるにはあまりにも釣り合わないギャンブルだ。
相手が手札抹殺を忍ばせていたらどーすんだ!
それをやってのけた水谷選手と出雲ほくと。
よほど運がいいのか?否。不確定要素を練習で補っているのである。
人間と言う種は時に機械以上の精度を持つに至る。
現に自動車工場の型枠用模型は
機械が削った後に人間の手で整形されている。
家庭用の3Dプリンターが跋扈するこの時代にである。正直、とてもじゃないが信じられない。
詰まる所、技術的にもニュージェネレーションサーブは我々にも可能ではある。
が、試合で成功させる領域に至るまでの磨き上げが茨の道なのだ。
挙句の果にそのサーブは人類未踏の領域。
完成に至るまでの執念と練習量はもう我々の想像の外を行く。
ニュージェネレーションサーブ。
堅実な練習の積み重ねと大胆な発想と閃きという
相反した要素を内包した、
まさに新時代の名にふさわしい必殺サーブと言えるだろう!
今後も応援してます!
今後の2人、もとい男子卓球界もまだまだ目が離せないぞ!
正しいより楽しい。正しいより面白い。
いやはや、アニメしか見ていなくても卓球って面白いんだなぁ。
灼熱の卓球娘の話を入れなくても、書き尽くせないくらい面白い。
というか当初原文はこの3倍以上の文章量になった。
冒頭にも少し書いたが、筆者は卓球なんてした事もない一般人だ。
それでも「卓球娘」を介した知識だけでも「世界卓球」は楽しく見ている。
是非、読者の方にも機会があれば見て欲しい。そして応援して欲しい。
みんなが見ている理由はそこにあるぞ!
↑なんと太っ腹な事に全ての試合を配信してくれている !テレビ東京さんに感謝して視聴よう!
そして、卓球は「世界卓球」だけじゃない。
卓球娘、少年ラケット、ピンポン、P2!、卓上のアゲハ…
挙げだすとキリがないくらい卓球漫画だけでもいっぱいある!
卓球というコンテンツが今後より愛される為にも
様々な形で色んな人が卓球を楽しめばいいと思う。
自由に気ままに。観たい時に観よう。
プレーしなくたっていい。観なくたっていいさ。
だってそれでも卓球は面白いじゃないか。
いい笑顔。
ごめんやっぱり卓球娘だけは見ないとダメだよ(憤怒)